安永あんえい5年(1776年)、鎌ケ谷宿の大国屋だいこくや(福田)文右衛門ぶんうえもんが、祖先の供養のために、江戸神田の鋳物師いものしに鋳造ちゅうぞうさせたもの。
高さ1.8メートルの釈迦しゃか如来座像にょらいざぞうである。開眼供養かいがんくようには僧侶そうりょ50人あまりを請しょうじ、江戸の高級料理屋八百やお膳ぜんで300人前の料理を用意し、当時「つぼに白金しろがね、お平ひらにゃ黄金こがね、皿にゃ小判こばんでとどめ刺す」と唄うたい囃はやされたと豪勢な様子が伝えられ、鎌ケ谷かまがや宿しゅくの盛時せいじの有り様がうかがえる文化財である。
鎌ケ谷市の文化財 昭和47年3月指定され、千葉県の「房総の魅力500選」にも選ばれています。
食TABERU
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